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システムインテグレーター

略してSIerとも呼ばれます(「エスアイアー」と読みます)。筆者の所属する業種です。ユーザー企業のシステムの企画・立案から始ま り、設計・開発、会社によっては運用保守まで、システムの全般を一手に請け負う、 言ってしまえばシステムの何でも屋さんです。

仕事内容は企業規模や案件規模 にもより様々。もっぱら企画・立案までを範囲とし、協力会社を何社も使い指示者として動く仕事もあれば、システム開発の設計・開発を担当する場合もありま す。あるいは、稼働中のシステムの運用を担当する場合もありえます。

とにかく、会社にもよりますが、中に入ってしまえば色んな仕事のチャンスがありますし、逆に言えば、どんな仕事に回されるのか分かった 物じゃない業種で す。何らかの分野のスペシャリストになりたい方にはお勧めしにくいですが、システム全般を広く見渡せるゼネラリストを目指したい方にはお勧めできる業種と 言えるでしょう。

基本的にある程度の規模のIT企業はどこもSI(システムインテグレーション)を手がけているので、どの企業がSIerで、どの企業が そうでないのか判断 するのはある意味難しいですが、とりあえず、大ざっぱな見分け方として、下記の4点が上げられます。極めて低レベル、かつある意味分かりやすい分類かと思 われます。

・業務内容に、システムの企画、構築、運用の3つ全てが入っている
・派遣業者の登録をしていない
・自社でデータセンターを持っている
・1人辺りの売上単価が高い(少なくとも1500万円くらいは欲しいです)

基本的にシステムに関わることについては何でもやる業種ですが、まず一番最初に取るべき資格としては上げられるのは、基本情報処理技術者で す。開発から運用までの幅広い知識の基本を問う試験で、殆どの会社で入社1年目に取らされますし、筆者も1年目に取りました。また、もし基本情報処理技術 者の資格を既に持っている場合は、是非ソフトウェア開発 技術者辺りを狙ってみてください。ソフトウェア開発 技術者を持っていれば、書類だけで落とされる可能性は極めて低くなるでしょう。2つとも国家資格です。

また、ベンダー系の資格(民間企業が自社製品の知識を問う資格)なら、ORACLE MASTERは取って損になるこ とはないでしょう。 運用・保守においても、開発においても、データベースは切り離せない物ですが、Oracleは世界中で採用されている、最も 代表的なデータベースです。最初は一番簡単なORACLE MASTER Bronzeか ら取得すると良いでしょう。

また、国家資格でもベンダー系でもない資格として、ITIL Foundationが あります。これは、ITILというシステム運用のイロハ本があり、その知識を問う試験です。この試験の合格率、筆者が受けた頃は実に80%を越えておりま して、1週 間程度の軽い試験勉強で受かりました。最近では大分難しくなったらしく、かつてほど簡単には取れないかと思いますが、とりあえず簡単に資格が1個欲しいと いう方にはお勧めです。

代 表的なSIer:
野村総合研究所、NTT DATA、伊藤忠テクノソリューションズ、TIS、住商情報システム 等




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